コミュニケーションが上手く取れない人は意識が内側に向きすぎている

自分に自信が無い、コミュニケーションが出来ない。こういった人は、意識が、自分の中に向きすぎています。

自分に興味を持つ。

自分について知る事が大切といった話を、これまでにしてきました。

この事とは、違った意味で、自分の中に向いている。
良い意味ではないのです。

自分の内側に意識が向いていると、ここで言っている意味は、内側に意識があり、ただ、何も良い方向に動かない。

非生産的な意味の無い事の中で、ぐるぐると回り続けているような状態です。

これまでお話してきたように、自分を認めない。
何で認めないんだ。
俺はもっと、皆に好かれるはずだ。

そのように、何かを解決させられるような意味のある、前進するための事を考えるわけではなく、思い通りに行かない事に関して、同じようにぐるぐると考えているような状態です。

そうすると、他の項目でもお話をした、“モンスター化”が、自分の中で始まりやすくなります。
これも怖いです。
自分の内側に意識があるというのは、このようなネガティブ要素で溢れていく事になります。

そこで、大切な事が、意識を自分の外側に向けるという事になります。

具体的には、何かの“作業”に熱中する。

これができるだけで、この期間だけは、作業に集中する事になるので、意識は、自分の内側から外側にでる事になります。

こういった少しの間だけでも良いので、意識が外側に向くだけで良いのです。

この時間は、自分のネガティブな考えからは逃れられます。そういった時間を少しでも作る事で、それが訓練となります。

この場合の作業というのは、一番良いのは、考える作業よりも、もっと単純な身体を動かす作業のほうが良いです。

部屋の細かい掃除から始まり、あえて、コインランドリーを使い、歩きで、大物の洗濯するものを持って行く。

例えば、絨毯とかを洗濯するために持って行く。普段はあまりやらない、敷き布団をコインランドリーで、乾燥機をかける。
天気がよければ、とりあえず、川辺とかで良いので、ひたすら歩く。

こういった身体を使う単純作業。
これを行い続けるだけで、その間は、意識は外側に向きます。

これができるようになり、少し意識が外側に向けられるようになったなと思ったら、“知る”。

この作業をスタートします。

日々の中で、自分の色々な事を知っていく。
意識を自分の事を、正面から理解するといった作業に向かわせる。

最初から、この作業はできないかもしれない。

意識が自分の内側から抜けるという作業に慣れていないから。

自分の内側から意識が抜ける事ができるようにならないと、自分を知るという作業は、簡単に行なう事はできないから。

順序があるとするならば、まずは、自分の内側から外側に意識を持って行く。

身体を使った単純作業を繰り返し行って、当たり前にそういった時間を作れるようになってからの方が、より簡単に自分を深く“知る”と言う作業を、行う事ができると考えています。ここからは、どういった訓練があるのかではなく、この意識が内側にあると、こういった事が起こっているという、具体的な例についてお話をします。

今、会った人がいます。
この人が、どういった服を着ていたのか。
まず、これを覚えていません。

見ていないからです。

この人がシャツを着ていたのか、Tシャツだったのか。

黒系の服だったのか、白系の服だったのか。

パンツは、デニムであったのか、それ以外のものだったのか。
こういった事を、覚えていません。

忘れたとか、そういった事ではなく、最初から、見ていない、見れていない。

自分の内側に意識が向いてしまっている場合は、このような状態なのです。
自分が、その人にどう見られているのか、自分は、すばらしい人間だと思われただろうか。

マイナスなイメージをもたれなかっただろうか。

こういった自分の内側の事だけで、一杯なので、相手の服装という基本的な事には、まるで意識が言っていない。

この場合の相手の服装というのは、意識の外側にあるものです。

ですから、意識を外側に持って行く事ができなければ、相手の服装を見れない。

意識は外側に向く事で初めて、相手の事が見える。
相手の服装に気を配る事ができるのです。

もちろん、外側に意識が向く事で見える事は、服装だけではありません。

この人は、どういった会話の比重が多いのか、どういった種類の会話をすると、反応が上がるのか。

会話量が増えるのか。

会話のペースが上がるのは、どういった会話だったのか。

どういった会話になると、目線をそむけて、興味なさそうにしたのか。

あらゆる情報を手にできるのは、自分の意識が外側にあり、そして、相手に興味が向いている時。

こういった状態でないと、相手の情報は、入ってくる事はありません。

相手の情報が入ってこないから、
「会話で、何を話したら良いのかがわかりません。」
や、
「女性の興味がある事がわかりません。」

こういった状態になるわけです。
自分の内側にだけ意識がある人からは、この質問がものすごく出ます。

そして、私が聞きます。
「その時、あなたは、何を見ていましたか。」

そうすると、明確な答えを出す事ができません。

自分では、見ているつもりなのですが、実際は、意識が自分にしか向いていないからです。

しかし、本人としては、相手を見ているつもりなんです。

ただ、第三者から見ていると、意識は内側にある。

意識が内側にあるという状態と、外側にあるという状態は、どういった差があるのか。
これを知った上で、実際に今、自分はどうなのだろうか。

こういった作業をしてみて、初めて気がつく人もいます。

そして、気がついて、初めて、自分は、すごく思っている以上に、劣等感が強い人間で、自分の事しか考えられていないと分かり、徐々に意識を外側に持って行く努力をはじめられる。

こういったケースなどもあります。

女性が今日は何を話していたか。
女性の服装は、どんなだったか。
髪型はどうだったか。

もっとも楽しそうに話をしていた事は、どういった種類だったか。

こういった事を考えてみてください。
そして、ちゃんと意識できていたかを考えてください。


もし、出来ていないならば、自分の意識を外側に向ける時間を増やす。
この時間を増やすようにして、作業を行う。


そして、女性側、相手側に興味の意識を向ける事を、やってみてください。そして、その中から、得た情報を考えてみましょう。

これも一つの練習になります。
すごくあなたの役に立つ練習になります。

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