コミュニケーションは難しくて当たり前

自分は、コミュニケーションが苦手で、だから、人に好かれない。だから、自分はダメな人間なんだ。そうやって、自分を評価できなくなってしまっている人がいます。

コミュニケーションって、そんなに簡単なのかを考えてみると、これは、すばらしく難しい。

コミュニケーションが簡単だと思うから、それができない事で、自分は低い能力なのかもしれないと思ってしまう。

ちょっと、考えてみてください。

生き方も、考え方も、教育も、育ってきた地域だって、食べてきたものだって、何もかもが違う。そういった人が、お互いに気持ちの良いと思えるやり取りが、スムーズにできるか。

できなくて当たり前です。

その人が何を考えているかなんて、分かるはずがありません。だから、分かろうとしないと、微塵もわかる事はないのです。

分かろうとしても、あまり分かりません。

多くの人と関わってきても、その人の事を理解できて、良好なコミュニケーションが成立っていると思える人は、少ないです。

だから、私は、長い期間付き合っている人でも無い限り、ちゃんとしたコミュニケーションが成立っているとは、あまり考えていません。

たぶん、あまり伝わらないだろうな。

そう考えながら、関わっています。

そう考えれば、適当になりそうな所を、一歩だけ丁寧にする事ができる。そう感じているからです。

もう、伝わっている、コミュニケーションが成立っている。

そう考えてしまうと、ついつい、手抜きをしてしまいたくなります。

だから、コミュニケーションに対して、思いっきり努力するべきなんです。

自然体でいても、あまり人と上手くコミュニケーションが取れない。それは当たり前で、自分が自然体という事は、自分のペースって事です。

相手のペースではない。ならば、上手くいきません。そのペースは、おそらく、相手にとってみれば、快適ではないから。ヘタをすれば、不快なペースかもしれない。だから、努力して、自然体ではなく、あくまでも相手のペースにするように努力する。そのために、取れる方法があれば、その方法はできる限り駆使してみる。

それは、もちろん、それだけ考える事になったり、いつもの自分のペースではない事になりますから、窮屈さを感じたり、気持ちが疲れたり、そういった状態になると思います。

これが、他人とコミュニケーションを良好に取るためには、当たり前の事なんだと、分かれば楽になります。

人といると、疲れるんだけど。俺は、人と一緒にいる事は、合わないのかもしれない。
合わないというよりも、それが、一般的な状態。

相手にとって、気持ちが良い快適なコミュニケーションを取ろうと思えば、こちらが疲れて当然です。自分のペースではないんですから。

だから、いつもと違う事は当たり前で、その中で、自分のペースを掴む。疲れるんですから、あまりに多くの人と、大量に一緒の時間を過ごし、コミュニケーションを取っていると、オーバーヒートしてしまいます。

このラインを見極める。
で、オーバーヒートしない中の量で、人とコミュニケーションを取っていく。普通の人よりも、多くの人とコミュニケーションは、取れないかもしれません。

でも、それが、あなたのコミュニケーションのペースなんです。それ以上にがんばろうとは、そんなに思わなくて良い。

できる範囲で十分。

もしかすると、そのキャパシティーは、ふえていくかもしれない。自分が抱えれる量の中で、コミュニケーションを取っていけばいい。

疲れるんだから、誰にでも、快適なコミュニケーションが取れる量は決っている。

このキャパシティーは、人によって、全然違います。

私の場合は、色々な人と関わりを持たせていただいているので、そのキャパシティーが多いと思われますが、実際は、ものすごく小さいです。

そして、例外なく、疲れます。それが当たり前だと思っています。昔は、そう思えなかったので、人と一緒にいる事が苦手なのかもしれない。

そう考えている時が、長い時間ありました。

今でも、自分は人見知りだと思っています。たぶん、そうなんだと思います。

それは、自分の性質だと思っています。その上で、気を使いながら、相手にとって、接しやすい人を演じるように、“努力”をし続けています。

手を抜けば、一緒に居ても、面白い人だとか、話しやすい人とは、思われないからです。

何も考えないで、コミュニケーションを取っていれば、会話は出なくなりますし、表情だって、あまり豊かではなくなります。

素の自分は、当たり前ですが、普通です。

その普通の状態を、まだコミュニケーションが取れていない人がみたら、どのように感じるか。おそらく、楽しくなさそうだな。

不機嫌なのかな。そういったような感情を抱きやすくなるかと思います。

だから、普通というのは、コミュニケーションを取っている上では、自分が普通の状態は、あまり良いと思えません。

これは、自分に置き換えて、考えてみると少し分かりやすいかもしれません。

あなたが、初めて会う人が、あまり表情は豊かではなく、笑顔はあまり出さない。声は、少し小さく、あまりリアクションが無い。特に話を振ってくる事もないし、こちらが話を出している事に関して、掘り下げようとか、興味があるような返しをしてこない。

大抵の人は、コミュニケーションをとろうと考えない普通の状態ならば、少なからず、こういった状態に近い対応をしてしまいがちです。

そういった対応をされて、快適だと感じるのかどうか。

もう、出会ってから何年も経っていて、頻繁にコミュニケーションを取っている相手ならば、こういった態度でも、それがお互いの普通になりますから、良いと思います。

でも、まだコミュニケーションをあまり取れていない時というのは、まだまだ、どれがお互いの普通の状態なのか。

何も分かりません。
反応を読み判断をする事ができません。

その段階で、普通でいたいと思うのは、少し自分の都合が強すぎるなと考えています。

結局、自分が普通の状態で良いではないかと思っている場合、相手にそれだけ踏み寄ってくれ。
そういっているのと同じ意味になります。自分は、これが普通だから、それを理解して、自分の普通でも、コミュニケーションを取れるように調節をしてくれと、相手に調節をお願いしている状態に近いのではないでしょうか。

だから、私達は、もし、他人とコミュニケーションをとり、良い関係を作って行こうと思うならば、疲れて当然であると、理解しておくと、コミュニケーションを取る事が、楽になってきます。

コミュニケーション上で、自分が楽をしたいと思ったら、その分、相手に負担が行っている事を理解しておきましょう。

この女性といると、すごく居心地が良い。

そう感じた場合、その女性が、あなたに、気をつかった、ワンランク上のコミュニケーションを取っていると考えた方が良いでしょう。

そして、その女性を好きになって、彼女にしようとしても、ほぼなる事はありません。女性は、ワンランク上にいるからです。

もし、こういった女性を落としたいと思ったら、逆に、女性にとって、この人と一緒にいると、すごく居心地が良いと思わせる事ができなければなりません。

そういった状態を作る事ができれば、あなたは、その女性よりも、ワンランク上にいる状態だと考える事ができるからです。

これは、一つのメドになります。

女性から、普通の男性とは、違って、一緒にいる事が楽しいと言われたり、何でも話せる気がする。女性慣れしている。

こういったワンランク上として、捉える言葉を女性から引き出せると、今、自分の立ち居地が、女性よりも上にある事が確認できます。

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