強いこだわりを持っていると不幸になる

あなたは、今、強いこだわりを持っていませんか。

こだわりというと、良いイメージで捉えられる事が多いですが、実際に、そのこだわりを持っている人を多くみてくると、こだわりという言葉を、使って、表現を柔らかくしている。

実際のところ、それは、こだわりというよりも、
「執着」「融通がきかない」
こういった意味を上手く、柔らかくして表現しているだけのような気がする時があります。


そもそも、こだわる事のメリットというのを、考えてみ
ると、そんなに多くはありません。

例えば、仕事にこだわる。これは、良い事のように感じる時があるかもしれません。やる気がなく、適当にやる。これは論外ですが、こだわりがある場合、えてして、自分ではこだわりがあるだけで、実際に仕事では、対人があって、その中で、色々な調節をしなければなりません。

納期なども明確に決っています。こだわりがあるといっている人の傾向としては、まだ自分が納得できないから。

そういった納期を、守れなかったり、その納期では、自分で納得できる仕事ができないから、できません。

このようにして、断ってしまう事などもあります。これを、第三者的な立場から見ると、ある事が分かると思います。

“わがまま”。

こういった点が目についてくると思います。

仕事は、そこにお金が発生します。お金を支払う方は、メリットがあるから支払います。

そのメリットの中には、明確な納期も含まれます。対相手がある場合、相手との折り合いが、必ず必要になります。

だから、その納期の間で、仕上げるのが、プロになります。これを、こだわりという言葉をつかって、自分を正当化してしまう人は、この納期の間で、調節する事を、
「手抜きである。」

そう決め付けてしまいます。納期にあわせて、その中で、できる事をやるのが、仕事です。

自分に合わせるのは、それは仕事ではなくて、趣味です。

こだわりが強いと、自分の事を説明してしまっている人は、このように、わがままであったり、他の人に合わせる事ができない。

そういった点を、自分で言い訳をして、良いニュアンスで捉えてもらおうと考えて、このような、「こだわり」という言葉を使っているのだろうと考える事ができます。

あと、自分が正しいと思った事が、全てである。これが正しく、他のものは、間違いである。
このように決め付けてしまう傾向があります。自分の価値判断に、重きを置いてしまいます。

物事に、絶対的に正しい事は、そんなに多くありません。

それなのに、自分の考えが正しいと思い込んでしまうと、それだけで、他の人との摩擦が起きます。

そして、摩擦が起きると、なんで、この人は、こんな当たり前の事を当たり前だと分からないのだろうか。
相手を責めようとする気持ちを持ってしまいやすくなり、そういった気持ちが、自分の心のコントロールを失わさせます。

世の中で、女性とも、男性とも、上手くやっていくためには、上手く、考え方を変えたり、表現方法を変えたり、時には、その人との距離を考えたりしなければなりません。

そういった状況において、決め付けてしまう、“こだわる”、この行為が、あまり適していない事が分かると思います。

先ほどの話であったように、仕事の場合でも、納期を守れないといった問題がでてきたり、女性と関わっていても、女性の気分が変わって、予定していた場所以外に行きたいと言い出したら、それを許せなくなったり。

こだわりを持って収集しているコレクションに、理解を示してもらえなくて、イライラしてしまったり、知人の中で、皆で話をしていると、自分の正しいと思っている考え方と違う事を言われて、自分の意見を通したり。

こだわりが強い人は、自分の考えが曲げられなく、そして、視野が狭い。視野が狭いから、他の可能性を考える事が、できない傾向を高めてしまいます。

そして、何よりも、周りと摩擦が起きてしまうので、いつも感情が上下している状態で、自分の気持ちをゆったりとさせている余裕がない。思い通りにならない事実に、いつでもイライラしてしまう。

人から好かれる男性、自信がある男性は、変なこだわりを持とうとは思いません。

自分が全部正しいとも思っていません。
全部正しいと思わなくても、別に良いという心の状態を保てているのです。

相手が何か間違った事を主張しているとしても、それを無理に相手に、知らしめてやろうとかは考えません。

もし、誤った事を信じて、その場に不都合が起きるという場合だけ、上手く伝えて、理解してもらおうと考えます。

そこで、特に摩擦を起こす理由もありませんし、相手を不快にさせる必要がないからです。

これは、自分の感情をコントロールしていないと、簡単に、できる事ではありません。

場面の変化を観察していたり、感じたり、そういった事ができるから、その場面をどういった方向に持って行く事で、回りの人が、良い時間を過ごせるのか。そういった事を考えられます。

多くの人が集まれば、自分の思ったような展開にする事は、ほぼ不可能です。常に刻々と分かっていく変化に、どうやって対応していくのか。

こういった事を、求められてきます。

自分が正しい、こうすべきであるといった、強い考えを持っていると、こういった刻々と変わる場面に対応する事は難しくなってきます。

そして、あまりに自分の思った通りにならない事に、怒りの感情を持ちやすくなります。

そのため、人とのコミュニケーションが、どうしても苦手になってしまう傾向が高くなりますし、何よりも、自分が思っている方向に、何かを達成する事は、困難になります。

なんでもそうなのですが、どこで手を打つのか。
このタイミングを決めなければなりません。


こだわりが強いと、それのポイントは、あくまでも、自分が満足できたところと、考えてしまいます。

でも、何かを達成する場合、大抵は、回りの環境に影響されます。分かりやすく言えば、どんなものにも、リミットがあります。

永遠に時間を使って良い。こういった状態は、ほとんどありません。そのリミットの中で、自分で区切りをつける事を求められ続けられるのです。

その中で、まとめるしかありません。それができなければ、何かをやりぬく、達成するという状態になれる事はありません。

こだわりが強い人。多くのケースで、思ったような展開になっていませんし、何かをなし遂げる事ができていない人が多いです。

蛇足です。

私の知人には、独立して仕事をしている男性が、多いです。自分で会社を経営しているわけです。

そして、そういった人達と話をしていると、ある点に気がつきます。

良い意味で、自分で仕事をする時に、こだわりが無かった。これがしたいから、俺は自分で仕事をする。そういった状態ではなく、自分で仕事がしたいから、独立する。

逆なんですね。

あと、よく皆が口にする言葉なのですが、
「こだわりがあると、仕事の邪魔になる。」

こだわりが強いばかりに、仕事としてまとまらなかったり、手放す事が惜しくなってしまったり。

あと、こだわると、その仕事が上手くいかない。
採算が取れない。
こういった状態だと分かっても、手放せなくなる。

執着しているから。

こういった話を聞いても、やっぱり、こだわりというものは、あまり良い事ではないというのが、私の一つの考え方となっています。

このページの先頭へ