暗い気持ちと楽しい気持ちのどちらに人間は引っ張られるか?

楽しかった事、つらかった事。この 2 つの体験を、同時期にしたとします。
すると、あなたの中では、どちらが思い出されるのか。

そうなった場合、つらかった事を思い出します。

これは、楽しかった事よりも、つらかった事の方が、心の中での重さが、重いからです。だから、思い出すのは、その重さがある方を思い出すようになっているんだと考えられます。

重さ。これを、考え方として入れる事ができると、なぜ、私達は、妄想をしてしまう事で、徐々に自分を追い詰めてしまうのかも、理解がしやすくなります。

無意識にいると、楽しかった事、つらかった事では、重さがある方に自然と、意識が向きます。

それは、そうです。
重い方に沈むのが普通だからです。

そうすると、いつの間にか、自分は、つらかった事を考えている。

この状態になるわけです。
また、ある時、無意識の状態だった。

すると、また重い方に徐々に意識は、傾いていくのですから、思い出す事は、つらかった事になっていきます。

それが続くのですから、ネガティブな状態に引っ張られてしまう事が、大半になってくるのです。

そうすると、元々重さがあるのが、つらい事なのですから、その状態が日常になってきます。

ここからが、恐ろしい状態が待っています。
今までは、無意識の状態では、均等を保っていて、徐々に重さのある方に、意識が傾いていった。

でも、それが繰り替えされている内に、それが癖のようになってしまう。

癖のようになってしまうと、無意識状態でも、もはや、ちょっと、ネガティブな方に沈んでいる状態が、当たり前になってきます。

それが、また続きます。

ますます、ネガティブな方に、沈んでいる状態になってくる。すると、いつの間にか、もう、回りが見えないぐらい、深い暗い所にいる状態になってしまうのです。

そうすると、もう、回りは何も見えなくなります。
ただただ暗い。
誰の声も聞こえない、自分の声も届かない。
誰の存在も見えない。
助けを呼びたくても、もう助けも呼ぶ事ができない。

もっと早く、この状態になる前に、声をあげる事ができれば、誰かの姿を見る事ができる状態であれば、助けてもらえたかもしれないのだが、もう、ただ暗い底にいる。

そういった状態になる前に、やるべき事や、やっておくと、這い上がれる事ができた事は、ありました。しかし、この状態になると、もはや、何も届かなくなってしまいます。
そもそも、この沈んでしまって、何も見えない暗い底というものは、存在しません。でも、自分の意識の中では、そういった状態を作ってしまっている。

ありもしないものに、自分は入り込んでしまっているように感じる。

全部は、自分の中の世界で話。

でも、自分の妄想の世界なのですが、それで十分に窒息できる。窒息して、終わりになってしまう。

本当は、別に窒息をしているわけでもなく、何も無いのに。

こういった意味不明な事が、人間には、良く起きる。
誰にでも起き得る事なんです。

当然、私も、そういった深く暗い底にいるような気分になる時もありました。でも、なんでこんな状態になるのだろうかと、考えていました。

自分へ意識を、持って行く事が、大切だと思ったんです。

意識を、自分の思った方向に持って行く術を知る事で、ネガティブな重い方には、沈まなくなっていったんです。

おそらく、その点を理解する事なく掘っておけば、いつの間にか、私も暗い底にいるような感覚になったのかもしれません。幸い、回りの人間や、仲間などにも恵まれていたので、その前に、たびたび明るい場所に、引き上げてもらっていたのも幸いでした。

なぜ、妄想モンスターにやられてしまうのか。
これは、ネガティブな方に重さがあるからです。
だから、そっちに沈んでしまうんです。

これを理解して、自然に任せない。
重さがある方に引っ張られていると意識できる事。

こういった事が大切になってきます。
そうすれば、今、沈みかけている事に、気が着く事ができます。

そして、自分がやるべき事をやってみて、浮かぶ。沈まないようにする。

先ほどもいいましたが、沈むのは、全部、自分だけの感覚内での話です。実際には、何も起きていません。
つらい事しか起きない。
自分には、悲劇しか起きない。
自信を持てるようなものは、何一つ存在していない。

これも、全部、自分だけの感覚内での話です。

人間は、理路整然としているものだと思われているかもしれません。全然、そんな事はなく、いつでも、意味の分からないような事が、頭の中で、ぐるぐる回っているものです。

自分の思考に説明がつくか。といわれれば、つかない事だらけです。いつでも、良くわからない妄想の世界が、あたまの中をぐるぐると回っている状態です。

では、ちょっと分かりやすい場面で、お話します。

あなたが、今日は、合コンがありました。
いつに無く楽しい合コンで、女性側もノリの良い子だらけでした。

盛り上がるに盛り上がり、誰も変える事なく、5 次会まで、ハイテンションで盛り上がりました。

そして、家に帰ってきて、寝よう。
目をつぶって、すぐに思い通りに就寝できるかと言われれば、ほとんどの人はできる事はありません。

脳が、完全に興奮状態になっていて、目をつぶっても、何か分からない映像が、頭の中をぐるぐるしている状態になっていると思います。

これ。

ここまで、分かりやすく脳が暴れている事は、意識できないかもしれませんが、少なからず、このような状態でいるのが、日常なんです。だから、いつでも自分の事は、冷静に押さえられている。
と思っているとしても、それは勘違いで、いつどこで、どういった妄想が暴走するかは、正直、分からない。

普通は、この点を意識する事はありません。
もし、今、あなたがこの記事を読んでいますよね。
では、今、この瞬間に目を閉じてみてください。
そして、頭の中を空にしてみてください。


できないと思います。
でも、試しにやってみましょうか。

5 分で良いので、頭の中を空にしてください。
何も考えないでください。
では、ちょっとやってみてください。

どうでしたか。
できましたか。

おそらく、何も考えないようにしよう。
そう思った時から、色々な場面が、頭の中をぐるぐるして、とても、何もない空の状態には、できなかったと思います。

何か、暗い場所にいるように感じる。
これは、全部、自分の脳が、そっちに引っ張っているだけなんです。全部、自分の内側で起きている事なんです。

よく、自殺をした、事件を起こした人などニュースがある場合、その人の生い立ちや、環境。
などの話をして、それが原因であるかのように報道されると思います。

でも、それってどうなのかなと感じています。
本当に、生い立ちとか、環境のせいなのだろうか。
それだけが原因とは、とても考えられない。

派遣社員であって、不安定な状態で、いつ生活に困るか分からない。そういった状態だったから。

ある事件で、ここに焦点をしぼって、こんな理由をつけていた報道もありました。

あれも、もし、それが主な原因だったら、派遣社員は、暴走する人が多発しないとおかしい。でも、現実、そんな事は、起こっていない。

生い立ち的に、つらい生い立ちだった。
親に問題があった。
確かに、これは強く影響します。
親の影響は、めちゃくちゃ大きいです。

でも、これが主な原因だと決め付けるのは、何か違うと思います。

全く同じような境遇でも、上手く生活をしている人はいます。

では、どこに原因がありそうなのか。
それが、自分の内側なのではないかと思います。

自分の内側で、どれだけの事を妄想しているのか。
この点が強く影響するのではないかと思います。

それがまるで、現実であるかのように捉えていれば、同じ境遇の人でも、その度合いにより、影響されたりするものは、全然違うものになります。

ある人は、そこまで自分の内側で妄想する事なく、自分の心を落ち着ける方法を持った。偶然にしろ、何にしろ、自分の心を、メンテナンスする事をしった。

一方、自分の内側で妄想する事を、整理する事を知らなく、ドンドンその妄想が暴走を始める。

いつの間にか、とんでもない妄想モンスターが、育っている。

ならば、どのような事を起こしてしまっても、不思議はないなと思います。
この妄想モンスターには、際限がありません。

回りの人からは、その妄想モンスターは、図り知る事ができないからです。

本人からしてみても、それがどんな姿なのか、何も分かりません。

だから、自分の内側にある世界の影響力は怖く。
そして、これの影響力は、計り知れないと思っています。

ネガティブなもの程、その重量は増します。
そして、沈みます。
沈んでいくと、もう何も見えなく、ただ暗い世界。

その中にいると、妄想モンスターは、とんでもなく暴走を始めます。

すべては、自分の内側で起きている事です。

これが、問題なのです。

その状態にしないためには、どうやって内面をケアしていくのか。これが重要になってくるのです。

外側は、それほど、怖くありません。
最も怖いのは、自分の内側です。
内側に目を向けて、対策を練っていく事。
これが最重要なのではないかと考えています。

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