自分自身が嫌い!という人にみられる共通点とその解決方法は?

自分自身の事が、根本的に嫌いな人。

こういった人と多くのコミュニケーションをとらせてもらっていると、ある事が見えるようになってきました。

自分の事に、執着しているのですが、自分の事を、ちゃんと見ていない。

自分にしか興味がなくなっているのですが、ちゃんとした、見るという視点を持って見ている状態ではなく、視野が狭くなっている中で、かろうじて、自分だけを見ている。

自分を見るだけで、精一杯になっている。

こういった状態の人が多いです。執着はしているが、自分事は、全然分かっていない。

だから、何も、日頃の中で、自分の声も届かない。
いったい、自分が何を求めているのかも見えない状態。

やるべき事は、自分を見る事になってきます。今の状態の執着で見るのではなく、興味を持ちながら、見るという意味での、「見る」。

これが大切なんです。

そうする事で、どういった変化が自分の中で、起きるのか。その変化を知る事ができます。

ここが大切です。

“知る”

ここが、この項目の最重要項目です。
なぜ、この知るという行為が大切なのか。

人は、知らない事には、興味を持つ事ができないからです。だから、知らない事には、興味がない。

逆に言えば、知る事ができると、その対象に興味を持てるようになってくるわけです。

実際に、このような実験が行われた事があります。
ある対象のスポーツを嫌いな人を集めます。

そして、その集まってもらった人達に、その対象のスポーツを見てもらいます。

Aの人には、特に何も言わないで、スポーツを観戦してもらう。

Bの人には、そのスポーツを見て、新しい発見を 5 つ上げてもらう。

Cの人には、そのスポーツを見て、新しい発見を 10 つ上げてもらう。

その後、そのスポーツについて、どういった感覚を持っているか。

もう、想像がつくと思いますが、Aの人のそのスポーツに関する感情に変化はありません。

Bの人は、そのスポーツに対して、以前よりもよい感情を持つようになりました。

Cの人は、さらに、Bの人よりも、強く以前よりも、そのスポーツに対して良い感情を持つようになりました。

これが、知る事の影響力です。

知るという行為には、かなり重要な意味があるのです。
ちなみに、生きていく中で、全般に通じる事になります。

自分が嫌いなスポーツ選手がいた。

すごく嫌いな感情があったので、その選手を徹底的に、

嫌いになりたいので、調べていく事にした。

調べて調べて、そうしている内に、その選手の事に、ファン以上に詳しくなっていた。

この知るという行為を行っている内に、知るという事と伴に、以前、持っていた、その選手への嫌いという感情が薄れてしまって、嫌いという感情よりも、好きという感情の方が圧倒的に上回るようになっていた。

この例というのは、あなた自身も経験した事があるかもしれません。もしくは、聞いた事が一度は、あるケースかと思います。

これは、不思議な事でも無く、そのメカニズムを知る事ができれば、納得できる、いたって、人間的な普通な事なんです。

こういった理由により、“知る”。
この点に、力を入れる事が大切となってきます。


知るという行為の中で、大切なのは、より深く細かく知っていくという事です。深く知れば知る程に、興味は深くなります。

仕事が好きになれないという場合、多くのケースで、その仕事について、全然知らないという事が上げられます。

そして、自分の仕事について、深く知らないので、当然、仕事が嫌いといっている人の成績は悪いです。
私は良く、自分がやっている事や、趣味としている事に、「ムキになる。」といった表現を使っています。

これも、この知る事に強く関係しています。

ムキになるという事は、その事に関して、深く関わる、知る量を増やす事につながっています。

だから、ムキになればなるほど、その事に対する知識量や、経験量が増える事になります。

そうすると、もっともっと、その事を好きになれる。そして、好きになれれば、その事をやっている瞬間を、最大限楽しめるようになります。

同じ時間を過ごすにしても、少しでも、楽しめた方が、得をする。

そういった考えがあるので、私は、ムキになる事を好んでいます。

自分を好きになっていくためには、ぼんやりと知る事では、全然足りません。もっともっと、細かく知っていく事です。

知る中で、気づける事が、今以上に多くなり、それが継続される事で、徐々に自分が好きになっていきます。

今、もし、あなたが自分の事をあまり好きになれない。ならば、今、自分が自分について、どれぐらい細かく把握できているかを考えてみてください。

おそらく、かなり把握できていない状態だと考えられます。細かくというのが大切なんです。漠然としていてはダメです。

細かく細かくです。自分自身の事で、突き詰めるだけつきつめても、問題はありません。

これを他の人にやろうとすれば、嫌がられるかもしれませんが、それが自分の事であれば、問題はないでしょう。

突き詰められるだけ、突きつめてみてください。
それでも、頻繁に新しい事を知る事になりますから。

これは、ある男性との話の中で、私と話をしている中で、その男性が、やっと気づく事が、できたという話となります。

その男性は、仕事で、漠然とした不安を感じていました。
仕事が嫌いではない。
むしろ、働く事は好き。

でも、働いていると何か漠然として、不安感がいつまでも消えない。

その感情が、何か全然理解ができない。
この場合は、回りの人間関係に何か問題があるのかもしれない。そう思って考えてみても、いたって人間関係は、良好である。上司との関係も悪くは無い。

回りの人間とのコミュニケーション量も、結構あるし、良く話ができる。特に、この人は、どうしても好きになれないという人もいない。

しかし、どうしても、仕事に行く時、気が重い。精一杯、仕事をして、成績も良くて、給料も、成績が良いので、悪くない。

むしろ、一般的に見て、良いほうだと考えていいぐらい。

でも、仕事に行く時の、重い気持ちはなくならない。それどころか、さらに重い気持ちが強くなっている気すらする。

そこで、もう少し、細かく話を掘り下げていきました。

仕事の内容。人間関係の一人一人について。
すると、ある点が、徐々に浮かび上がってきました。

その会社というのは、その分野の中でも、トップ企業の内の一つ。そのため、売り上げを上げる事がかなり重要視されている。

全体の傾向として、売った人が偉い。そういった傾向がある。

これは、仕事として、本人も受け入れているらしいのですが、1 点、どうしても引っかかるというのが、お客さんへ、嘘をつかなければならない場面が多いという事。

ここが、どうしても心の中で、引っかかるらしい。

多少の嘘ならば、しょうがないと思うのですが、新しい商品を売るために、まだまだ利用できる機材を、もう限界だからという、もっともらしい理由をつけて、次々に新しい機材を売る。

こういった事をできる人間が、会社の中では、良い立場になれる。自分も仕事が好きだから、成績を上げる事は、嫌いではない。

でも、お客さんに多くの負担をかけて、嘘をつくのは好きになれない。
どうしても、この点が引っかかる。

そこで、その後もよく考えた上で、結局、会社を変えてみる事にしました。同じ業界といえば業界なのですが、もう少し小さい業界へ。

会社全体の規模も小さくしました。

売り上げ重視よりも、お客さんとの信頼とか、コミュニケーションを重視しても、大丈夫な会社で、そういったやり方をしても、それはそれで認められる。

そういった会社だそうです。
すると、仕事に行く時の重い気持ちが、スッカリとなくなって、日々、やる気だけに溢れている状態になった。

仕事量が増えても、給料が減っても、その重い気持ちがなくなっただけで、十分に幸せだと思える。

この男性は、そういった状態になれました。

これは、結局、もっともっと、自分の細かい所まで、掘り下げて考えていくという作業をしたから、見えてきた点でした。

この点をアッサリと自分でも分かる人もいれば、この男性のように、分からない人もいます。

だからこそ、細かく考えていく、その上で、自分を知っていくというのは、非常に大切な事なんだなと知る事ができる、私の中での具体的な体験でした。

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