トラウマを上手に克服する方法

あなたは、女性が苦手だと感じている場合、過去のトラウマが引き金になっていて、現在の自分の女性意識が出来上がっていると、考えているかもしれません。

しかし、実際に、そのトラウマと思っている原因を探ってみると、かなり曖昧である事が分かってきます。

そもそも、あなたは、過去の事を正確には覚えていません。ましてや、女性が苦手になったキッカケを、正確に覚えているというのには、無理があります。

それは、人間の仕組みとして、人間は、そこまで過去の出来事を正確には、覚えておく事ができないからです。

では、実際に、あなたが過去の出来事をどこまで覚えているか。具体的に、中学校 1 年生の時に、どういった出来事があったか。
高校 1 年生の時に、どういった出来事があったか。

それを時系列で、なるだけ思い出してみようとしてください。まず、時系列で思い出す事ができないと思います。

時系列で思い出せないという事。
これは、自分の中での記憶の順番は大抵は、でたらめである事が分かってきます。

そこから分かる事は、トラウマになった原因は、本当にそれであるかは、分からないという事です。

時系列は、記憶の中で、ぐちゃぐちゃになっていますから、その原因だと思っている事よりも前に、もっと決定的な何かがあったのかもしれません。

そして、その決定的な何か。
これすらの存在も怪しいものです。
そもそも、覚えてすらいないのですから。それを原因にするにしても、無理があるというものです。

多くのケースで、トラウマだと思っていた出来事は、自分で作り上げてしまったものである事が多くなっています。

そして、その作り上げてしまった、自分の中での、本来ならば、存在しないであろうトラウマによって、自分を苦しめてしまうのです。

あなたの目の前にいる女性が、あなたの事を好意的に思っていない。はっきりとした根拠があるわけではないのですが、だが、そう見える。

今までの経験からも、そう言える。

そういわれるケースもありますが、その今までの経験というのも、具体的に聞いていくと、ほんの数件であるという場合も多々あります。

つまり、そのデータからでは、判断するには、かなり乏しいデータだという事がわかるのです。

しかも、その経験というのも、実際に女性と話をして、得たデータというよりも、思い込みとか、なんとなく感じた。

そういった形が多くなるので、結局、自分で思い込んでいるトラウマを、ベースにしていると考える事ができます。ここから、この点の厄介な所なのですが、その思い込みによるもので、何か物事が起きると、そのトラウマに結びつけて考えてしまうのです。

それによって、悪い方向に想像を向かせます。
すると、どうなるのか。
そこで、活動をやめます。

先への期待ができないからといって、その活動をやめます。

それを繰り替えさせると、自分がやりたい事がいつまでも行う事ができません。いつでも、望んでいる方向に動こう。

そう思っても、この考えがストップを掛けるのです。
非常にこれが、あなたの先への足を引っ張ります。

本当に厄介な存在なのです。

あと、この仕組みの怖い点について、お話をしておきます。
この不確定な事が、嫌な事を想像させます。

人間は、想像をした事を現実化させる。
そういった素晴らしい能力があります。


しかし、残念な事に、この考えにとらわれてしまっている人は、この素晴らしい能力を逆に使ってしまうのです。

「失敗する。」
「どうせ女性に拒否される。」
「女性に無視されるだろう。いつもの事だ。」

これを想像する事で、そのとおりの結果を生み出します。

これって、実は色々な世界でも同じ現象が起きるのです。
分かりやすい例があります。

サッカーで、中学生の時、県大会決勝。勝負はつかず、PK戦になった。

そして、キッカーとして 5 番目。その段階で、4 対 3 で負けている。
自分が入れないと負け。

そして、外した。。。そこで、中学校のサッカー生活が終わった。

それから、3 年後。
同じように、サッカー部に入った。何のめぐり合わせだろうか。また、中学校の時の県大会決勝と同じ場面になった。

県大会決勝。勝負はつかず、PK戦になった。
そして、キッカーとして 5 番目。その段階で、4 対 3 で負けている。

自分が入れないと負け。この時に、頭の中に浮かぶのは、中学校の時のトラウマ。
外す。俺は外してしまうだろう。

強烈なこの想像が、彼の頭の中を占拠する。

この想像が、その彼の体を蝕みます。

体は通常のような状態では動かなくなり、動悸は激しくなり、視界が狭くなる。まっすぐに立っている事すら難しいような状態になってしまっている。

そして、想像をした通りに、体は動き。外した。。。

人間の体は、想像した方向に、強烈に引っ張られます。

体は、外す事を想像しているので、その通りの行動を取ってしまうのです。

この過去の思い込みによるかもしれない、トラウマ。

曖昧な思い込みかもしれない事を理解しつつ、曖昧な思い込みならばまだしも。

もしかしたら、自分で作ってしまっている過去かもしれない。そういった可能性が高い事を知っておいた方が良いのです。

心を占拠するべきものは、今の自分。

ここを強く意識しましょう。

これからを作っていくのは、今の自分が行なう事であり、過去の出来事が、この先のあなたを作ってくのではない。

そう考える事ができ、上手く自分の感情と折り合いをつける事ができるようになると、素晴らしい状態になれます。

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